セッション日記

 

9/25(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:ぶちょーguitar bouzouki、クヌギfiddle、金子whistle、海人whistle、マサガキflute、あさぽんfiddle、かんべwhistle、タケfiddle、ゆかflute、イッサクfiddle、奥田whistle、マルaccordion、ニク太郎flute、ハタオflute、etc.

 今日はまず最初の陣形がいつもと少し違っていた。いつもは奥に陣取る金子さんもクヌギも少し離れてスタンバイしている。ぶちょーはいつものベンチでいつもの存在感を出しているので、なぜか、みんな自然にぶちょーの指揮を仰ぐ形になる。チューンもいつものようにダダーっと続くわけでもなく、すっと途切れて、そのたびにみんなぶちょーの顔を伺うってな感じ。何かいつもと違う雰囲気だ。しばらくして、HP掲示板に予告があったとおり、6月からアイルランドに行っていたハタオが帰国してすぐにやってきた。出発前から比べると、ぐっと明るい顔つきで帰ってきたな。アイルランドで手に入れたエイモンコッターのキイ付きフルート。しばし、演奏は止まり、久々のハタオとおしゃべりタイム。今日は完全仕切り役のぶちょーが、じゃあハタオ!駆けつけ6曲!と声をかけ、ハタオのリードでセッション再開。それにしても、今日のこのぶちょー完全仕切りムードは最後まで続いた。11時、いつものチューン・リレーで終了。しかし、そのまま閉店まで、ハタオを囲んで土産話に花が咲いたのだった。


9/18(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:ぶちょーguitar bouzouki、クヌギfiddle、イヨマンbanjo、海人whistle、マサガキflute、Theremin、あさぽんfiddle、かんべwhistle、タケfiddle、ゆかflute、みどりfiddle、樫原fiddle、山口fiddle、マルaccordion、etc.

 土曜日にやってきたブレンダンさんが、今度の火曜日にまた来るぜ!と言ってたのを聞きつけて、今日は割とセッション・メンバーが集まった。実は上記のメンバーの他に、原口さん、アッシー、はるみんもやって来たのだが、ちょっと目を離したスキに彼らはカウンターで飲んだくれていた。久々に原口さんのパイプが聴けると思ったのに残念だった。さあ、ブレンダンさんが来るまで適当に盛り上がっておこう、と、クヌギや海人にリードをまかせてチューンを始める。何か最初から皆熱いぞ。チューンがドロシー・マギーになった所で突然マルとクヌギのスピード競争になったりする。音が荒れた後は山口さんがサラッと渋いチューンを出してお掃除してくれる。そんな感じでどんどん進んでいく。結局ブレンダンさん来なかったね、とか何とか言いながら、いつものチューン・リレーに突入。人数が居るので30分以上のノンストップ・チューンになった。久々ににぎやかなセッションでええ感じでした。ブレンダンさん来なかったけど、これは明らかにブレンダン効果 やね。感謝、感謝。


9/15(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:ぶちょーguitar、banjo、 bouzouki、海人whistle、あさぼむfiddle、ジェイfiddle、ブレンダンpipes、whistle、flute、etc.

 今日は8時になっても誰もセッション・メンバーが来ないので、時間通りにセッションが始まらなかった。しばらくしてぶちょーとアサボンが登場したが、まあ、こんな感じやし、アイ研の将来についての作戦会議じゃ!とセッション席に陣取っていると海人がやってきた。また、何かパブのお客さんの方からもセッションはまだか!の声が上がっているではないか!よっしゃよっしゃ、やろうやろう、と、ぶちょーのバンジョーを合図にセッション開始じゃ。しばらく、チューンをまわしていると、久々に、ジェイが東京在住のパイパー、ブレンダンさんを連れて来てくれた。今日は2人で大阪のUSJで演奏してきた帰りだという。さっそくブレンダンさんがイリアン・パイプをぶっ放してくれる。おー!おー!この感じこの感じ!つられてぶちょーのギターもノリノリになる。ブレンダンさんはいきなり5つも6つもチューンを続けるタフなおっさんや。場はどんどん盛り上がる。海人も負けてへん。そのうち、ブレンダンさんは日本語がペラペラであることがわかる。というのは、ぶちょーの寒いギャグにいちいち突っ込みを入れだしたのだ。おお!こんなにも鮮やかにぶちょートークにからんだ人物が今までかつて居ただろうか!この2人、会話でもノリノリになってくる。知らんまにブレンダンさんは、アサボンを逆セクハラ女に仕立て上げるし、おっさんセンス満開のナイスなノリ。あのジェイがとてもまじめなおっさんに見える。今日ばっかりはノリノリの雰囲気が続き、11時ではとても終わらなかった。が、ジェイとブレンダンさんが帰った入れ替わりにイヨマンテがやってきた。

 10月にライブを予定している、イヨマンテと海人の新しいユニットの打ち合わせと、宣伝用写真撮影。が、この後、突然ぶちょーの隠されたスイッチが入り、延々朝5時までfieldは爆笑につぐ爆笑の渦に飲み込まれるのであった。この人は完全に狂っている。


9/11(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:ぶちょーguitar、banjo、 bouzouki、クヌギfiddle、金子whistle、海人whistle、マサガキflute、Theremin、あさぼむfiddle、かんべwhistle、イヨマンguitar、タケfiddle、ゆかflute、イノウエwhistle、イシイbouzouki、ハギワラBodhran、マツモトsanban、etc.

 日曜日ぐらいには、台風15号が太平洋上にあり、またもや今日のセッションをねらって台風がやってくるかな?と思っていたが、台風は早朝に伊豆半島の方に行ってしまっていたのだった。それで台風一過の今日は割とセッション・メンバーも集まったのだが、なんと今日はマサガキが持ってきたテルミンという摩訶不思議な楽器で幕を上げた。一部ではブームになっているというこのテルミン。昔、レッド・ツエッペリンがステージで使っていて、ツエッペリンの映画で見た事がある。黒い箱からアンテナが2本出ていて、手を近づけるとヒュ〜っと音が出る。音程や音量 をコントロールするのは至難の技。アイリッシュ・セッションにテルミンが持ち込まれたなんぞ世界広しといえど例が無いのではないか。ジッサイのセッションは、ぶちょーギター、イヨマンギター、ワシブズーキでクヌギフィドルを取り囲むという凶悪なセッティングで幕は切って落とされた。時々ワシはテルミンに手を伸ばしヒュイーン、ヒュイーンと悪戯をしたが、今日のセッションの音の渦には何のジャマにもならない。ジャマどころか面 白い雑音だ。久々のハギワラはバウロンをずっと抱えたままだし、イ族(イノウエ、イシイ)のお友達のマツモトさんは沖縄の三板でハギワラに対抗。金子さんはいつもより少し離れた席に陣取って、時折ホイッスルのハイトーン攻撃をしかけてくる。久々の混沌セッションだった。最近おとなしめのセッションが多かったので、この感じも懐かしいもんがある。

 さて、台風は来なかったけれど、今日という日は実はセッション中にもの凄い事が起こっていたのだ。セッションが終わって先に帰って行ったぶちょーから電話が入る。「クルマのラジオをつけたら、ニューヨークでビルに飛行機が突っ込んだ、とか何とか言うてるで!店のTVをニュースチャンネルにしてみてみ!」ということで、ニュース・チャンネルに切り替えて唖然!!店内に残っていた人間が皆TVの前に駆け寄ってしまった。画面 は、ニューヨークの貿易センタービルが崩壊していく様子を映し出していたのだ。時間を確認すると、ちょうどさっきワシらがセッションに興じていたその真っ最中の出来事であった。


9/8(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:ぶちょーguitar、banjo、 bouzouki、金子whistle、海人whistle、マサガキflute、あさぼむfiddle、かんべwhistle、みどりfiddle、etc.

 まず、今日はホイッスル教室を終えた金子さんがふにゃふにゃだったこと。そして、なぜかぶちょーが変なハイ状態であったこと。この2人が隣同士で座っていたこと。・・・たいへんだった。今日ははじめはみどりさんが主人公。知らないチューンとかがあって新鮮でした。金子さんも最近のお決まり、エア、エア、エア。でも、今日は金子さん自身がふにゃふにゃだから、エアを吹きながら一段とふにゃふにゃになってくる。そういう平和な空間にほぼラリッパッパ状態のぶちょーが突入してきた!!空気に稲妻が走った!時々、涙を浮かべたお馬さんのような力なく目でワシの方を見る金子さんだ。しかし、ぶちょーはラリッパッパながらも、最近ワイは肉を食べると腹が痛い!と口走る。・・・それは胆石ですよ・・、と金子さんがつぶやいた。がぜん金子さん有利な雲行き。こうやって雑談に明け暮れていても、今日はスッスッとチューンを出してくる海人。おおお!何か知らんが今日は海人ちゃんとしてるなあ〜。途中、ちょっとワシは席をはずしていたりしたのだが、戻った時もセッションは続いていたから、まあ何とか平和は保たれたのだろう。さて、そろそろ、ラストのチューン・リレーから?というタイミングで突如始まったぶちょーの歌コーナー。店内はけっこうお客さんも多い。さて、今日はぶちょーの歌で何人帰るやろう?店のおやじとしてワシはこんな危険な行為を放置してはいけないのだが、セッションの輪に入っている以上、アイ研ぶちょーの方が偉いのだ。ワシはヒラ部員に過ぎなかったのだ。歌うぶちょー!!・・・・・やったー!は今日はお客さん1人も帰らなかった!!でも決してぶちょーの歌が上手くなったわけではないよ。そのまま、セッションは終わってしまいそうな雰囲気になりながら、やっぱり、チューンはまわしておこう、で、チューン・リレー。海人がタイミングよく、ポンっとグラベル・ウオークを出す。何か今日の海人はいつもと全然違ってタイミングいいなあ。


9/4(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: ぶちょーguitar、bouzouki、クヌギfiddle、海人whistle、マサガキflute、あさぼむfiddle、かんべwhistle、ゆかflute、栗イチローfiddle、みどりfiddle、あんどーfiddle、山口fiddle、etc.

 今日のセッションは最初からいきなり飛ばす飛ばす。クヌギとぶちょーが飛ばしまくり。いつもならセッション終盤で出てくるぐらいの早さで、どんどんリールが繰り出される。このまま2時間突っ走るのか!?とワシがひとりで危機を感じていると、山口智さんがやってきた。ははは、クヌギもぶちょーもちょっと緊張してあんまり前に出てこなくなったぞ。とりあえず、山口さんに、かけつけ3チューン!! そして、また、それぞれに、横取り割り込みありのフリーセッションに戻ると、知らぬ 間にクヌギもぶちょーも元のペースに戻ってしまった。最近ちょっと、セッションで出るチューンがマンネリだったので、山口さんが時折弾く「誰も知らないチューン」は新鮮だった。山口さんは、10月には、アイルランドでの山口さんのフィドルのおっしょさんのシェイマス・クレイ氏を日本に呼んで一緒に各地でコンサートをするとか。10/19には京都磔磔でライブだというので、是非ライブ後はfieldでセッションを!!とお願いした。シャイマス・クレイ氏はかつてジャッキー・デイリーとデュオアルバムを出したこともある知る人ぞ知る渋いフィドラーである。10/19は金曜日だけどちょっと要チェック。てな、雑談をはさみつつ(実はいつものようにもっとBadな事もしゃべってたんですが)セッション再開!!突然、セッション参加めちゃめちゃ久しぶりのあんどーがバリバリ音を立てて(そんな感じ)フィドルを弾き出した。え?何の曲や?それでも途中からドーンと入っていくぶちょーとクヌギ。あんどー一応少しは練習してたのね。山口チューンも要所で光る。そんなこんなで気が付くともう11時近いじゃあないか。それでは、いつものチューン・リレーじゃ。あ、山口さん、何のチューン出すかはあらかじめ言わずにひとり1チューンずつリレーするんですよ!あ、誰かがグラベル・ウオークかフェアウェル・トゥ・エイリンを出したらそれでラストということを言うの忘れた。栗イチローとマサガキのバトンタッチが笑えたけど、ツルツルまわってドーンと終了!!セッション後、山口さんと、どないしたら若い連中を盛り上げることができるかなあ?なんて語りあってしまったのだ。ワシはこういうマジメな所もあるのじゃ。でや!


9/1(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: bouzouki、海人whistle、マサガキflute、あさぼむfiddle、かんべwhistle、etc.

 さて、9月最初のセッションだ。なのに、ワシは少しグロッキーで、店のお客さんも妙に少ない土曜日なのだ。未明に東京新宿のビル火災の惨事があっただけに、fieldのように細長いビルの2階にあがるのに抵抗感じてる人が多いんかな。ウチは表は全面 ガラスやから割ったらしまいやし、非難ばしごもちゃんと用意してるから大丈夫だよん。 ああ、セッション・メンバーも誰も来ないなあと思っていると、海人がやってきた。よっしゃよっしゃ、2人でやろうぜ!海人と2人で音出すなんて初めてなので興味ある。せっかくやから、ジグあたりからゆっくりやってみよう!ということで、ゆったりしたジグを続ける。こんなんもなかなかエエ感じや。さて、何かリールもゆったりやってみようぜ!という所へマサガキがやってきた。メロディが厚くなると、ブズーキのカッティングも変わる。そして、店のお手伝いを終えたアサボンのフィドルが 乱入してくる。一段落して恒例アサボンタイム。初心者だったアサボンがけっこうチューンを覚えている事に驚くなあ。今日少し弱っているスザキはアサボンの逆セクハラの格好の標的だ。ぶちょーが居ないと思って!なんて、雑談脱線もしばしば。さあて、ここらでいっぺんシメとこか、ということになり、海人がその場で組んだリール4発をぶっとばす。最初がカップ・オブ・ティー、最後がグラベル・ウオークで、まずはとりあえずの終了。

 

 

 


 

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