セッション日記

□2001年 2月

2/27(火セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す New

〜メンバー:ぶちょーfiddle、bouzouki、Banjo、ゆかflute、concertina、タケguitar、マルaccordion、シンゴBanjo、fiddle、ケンタロウmandola、ユミコfiddle、海人whistle、flute、 Bodhran、リサfiddle、クリ太郎fiddle、カンベwhistle、アサボンfiddle、 温子fiddle、澤崎guitar、原田flute、正垣flute、ハタオflute、…他

 今日は、ハタオの主催するffaとハタオ&フレンド・メモリアルレコーディングの集まりにfieldのギャラリーを提供したので、そこから流れたデマチンの連中がにセッションに集まった。ケンタロウもユミコもセッションには久しぶり!マンドリンのケンタロウ、いつのまにかオクターブマンドラ弾いてんのね? 1ヶ月振りの温ちゃんも相変わらず狂ってる。始まりの時ワシはちょっと乗り遅れてしまい、一番奥の定位置には最後まで入って行けずだった。それにしても最近fiddle人口が増えてきたなあ。シンゴまでfiddle弾いてるぜ!そんならワシは今日はBanjoじゃ!いやいやそれにしてもこのBanjoっちゅーのは重い重い。珍しく遅れて来たぶちょーがズンっとぶちょー席に陣取ってからはさすがに仕切る仕切る。やはりぶちょーにはぶちょーの迫力がある。楽器のうまいへたという問題は2の次や。ぶちょーがfiddleでチューンを始める。一瞬、場は「ドレミファ・ドン」のイントロ当てクイズのように凍り付く。はっきり言って何を弾いているのかききとれないぞ!!しかし、アイ研部員のぶちょーを敬う愛の姿がここにある。ぶちょーのドレミファ・ドンを一番早く聴き分けるのは決まってぶちょーより遙かにfiddleの達人であるリサさんなのだ。そしてハタオが続く。しばらくこのパターンが続いたあとクリ太郎が果敢にリードを取り始めた。彼のfiddleを聴いて早1年になるけれど最近本当に上手になったし、果敢な精神がエエねえ。普段はおとなしそうなクリ太郎の楽器を持った時の粘っこさをワシャ評価するで。アサボンも最近果敢だが今日は少しおとなしかったかな?若者が多かった今夜のセッション。温ちゃんは「父兄参観みた〜い。すーさん見てると」なんてこと言う。 まあ・・歳だけ比べるとな。確かにそうやもしれん。だけど、これは父兄参観じゃなくて、こうやってワシらは全く同じ遊びを分かち合っておるのだ。絶対珍しい光景やぞ!きっと意味あるぞ〜!てなことを言ってる間に、ぶちょーがさらっとチューンの続きをかっさらってエンディング・ポルカ大会にもつれ込むのだった。


2/20(火セッション〜主な参加者(敬称略)〜by ぅあんど

〜メンバー:ぶちょーfiddle、bouzouki、Banjo、クヌギfiddle、深江 ?、結花flute、田中spoon、サオguitar、安道guitar、fiddle、シンゴBanjo、正垣flute、ターキーfiddle、クリ太郎fiddle、 タケfiddle、海人whistle、Bodhran、flute、カンベwhistle、アサボンfiddle、 ハタオflute、キバfiddle、マルaccordion、トウヨウBodhran、…他

 おお、なんだか今日は凄い賑わい。パッと見で…二十人前後。こんなに大勢揃うのも珍し いですねぇ。その上fiddler人口の多さ。なんか妙に打ち合わせされてる気分ですな。しか し今回のセッションはばらつきも無くかなりまとまった感じ。まぁ、勿論というか、ホス トが決まってないせいか、チューンの奪い合いが要所要所で拝見できましたけど(笑)周 りは「お、どっちに合わせりゃ良いんだ??」と混乱してチューンを奪い合う二人を観察。 しかし、等の本人達は曲を繋げる事に一生懸命。先に別の人が曲をやっている事に気が付 いたほうが、退いた感じでしたね。見ている側としては凄くそのやり取りが面 白いんです けど。「ありゃ?」といった表情が特にたまらんです(笑)そうそう、それと奪い合いと言 えば…いうのかな?(汗)オイラが来た直後、ペグがいかれた例のclassicguitarを弾いてな さる御仁が。ちょっとした経緯でオイラのguitarを貸してあげることになったんですが、セッション中手持ちぶさたにしていたオイラにぶちょーの喝が待っていたのです(汗)「何取られてんねん!」…というわけで隙をみて取り 返したんですけど、いやはや、ナンとも気まずかった(苦笑)世の中は厳しい!身にしみ ます(苦笑)さてさて、そんなどうでも良いことはおいておいて、セッションはほんと、 熱くなりましたよ。クヌギさんや、す氏が煽る煽る。早くなりすぎてメロディー楽器だけ でなくリズム楽器も物凄いきつかった(笑)そいでもってそんな早さの中、最近良く出る転調する曲、Pincher Snaffが飛び出した。しかし、驚くのはこの曲を吹いてしまうハタオ さん!うをを、さすが笛魔人!クヌギさんは笛で吹ける事を悔しがって「もっと転調しよ うぜ」と持ちかける。対してハタオさんは「笛を持ち替える」と対決意識満々。ぜひ見た い対決ですな。期待してますよ〜(笑)そうして11時までチューンは途切れることなく 続く続く。しかし、今日は大勢にも関わらず11時きっかりで終わってしまった。奥の部 屋に行っても誰も来ない…なんだか、不思議なもんです。でも、実際に帰ったのは閉店間 際。今日も例に漏れずY談から怪談、そんでもって音楽家人生講座まで(笑)いや、でもた めになりますよ。ほんと、いろんな意味で(笑)


2/17(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by ぅあんど

〜メンバー:Concertina、bouzouki、Banjo、レスリー聞くだけ、安道guitar、fiddle、 Bodhran、カンベwhistle、アサポンfiddle、伊藤whistle、リサfiddle、シンゴBanjo、 ハタオflute、ヨコヤマfiddle、海人whistle、Bodhran、正垣flute

 ガリア戦記を書いたあのおっちゃんが決めた暦上では春らしいけど、今日も全然寒いっち ゅーねん(涙)とにかくfieldに着くと、入り口近くにおいてあるランプの様なストーブで 手をあっためる。しかし、まだ誰もきてない。そんな折に彩さんが岸本さんから借りたと 言う黒いConcertinaを持って登場。曰く笛を止めてConcertina奏者になる!と、凄い意 気込み。そう言う訳でその音色を早速聞かせてもらう事に。しかし、一昨日から始めたば かりと言うのに既に曲になっている!?おおお、凄い上達ぶり。後々リサさんも「二週間 後ぐらいには凄くなってそう」と感心しておりました。しかし、彩 さん本人はreelが出来 ないと地団太を踏む踏む。この調子だと一週間後でも凄くなってそう(汗)がんばってく だされ。まま、それは置いておいて、今日は物凄く雰囲気が違う。いや、いっつも違う違 うとは言ってるけど今日は特に違った。やってる事自体違ったからそりゃ雰囲気も違うだ ろう。何をしてたかと言うと、ぶちょーとリサさん監督の元Cliffs of Monerと言う曲を、 皆で覚えようと練習会になったのですわ。2小節、4小節と小分けに弾いてそれを覚えて いく。最後は皆できっちりあわせて見ました。しかし、合わせるまでは、ちょっと混沌と してまして…セッションを聴きに来られた人にはなんだか、申し訳ない気もしましたな。 こんな日も稀にあると言う事でお許し下され(苦笑)さてさて、そんな練習会も十時ごろ にはしっかりしたセッションに戻っておりました。例の調が変わる曲。Pincher Snaffも出 てきましたが、今日はぶちょー、不発で終ってましたな。そうして夜は深けて行ったので す。が、なんだか、最後の方はキリリとしない雰囲気に。重鎮がいないためなのか、それ ともたまたまこんな雰囲気になってしまったのか、はたまた『洲崎殺し(Banjo)』なる物 がでて『水戸ホニャララ(笑)』の閉まりが実際悪くなったためなのか?まま、こんな日 もあったりするからセッションの場って言うのは楽しいのかもしれませんね。いっつも凄 い方がいい。って言われたらそうかもしれないけど(苦笑)


2/13(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by ぅあんど 

〜メンバー:ぶちょーfiddle、Banjo、bouzouki、金子whistle、、クヌギfiddle、 flute、whistle、アサボンfiddle、安道guitar、結花whistle、whistle、原田whistle、正垣flute、ハタオflute、 リサfiddle、海人whistle、Bodhran

 9:00p.m.…いつもの様に楽器を携えfieldへ。今日はセッションへ来ている人たちが最 初から多い。それになんと、「1日早いけど」と、アサボン&カンベさんのチョコとクッキ ーの差し入れ!正垣さんもスコーンを持ってきてくれていた。皆意外なプレゼントに顔を ほころばせて、口にポケットにと思い思いに詰めこんでいた。この場を借りて再度御礼を ば、ほんとに有難うございます。いやぁ、やっぱり嬉しいもんですよ。いっつもは「けっ、 バレンタインなんて企業の云々…」と言っていても(笑)そうしてセッションはいつもよ り賑わった。金子さんがfiddleに挑戦してたり、「カンベさん謎の奇病」の話題で盛り上っ てたり、まぁ、K氏とK氏(丸わかり・笑)がチューンの奪い合いを繰り広げてましたが。 噂に聞く不仲説は本当なのかも?この辺の興味は2/24のライブに取っておきましょう。今日 はとにかく和気藹々。和やかで楽しいセッションでした。勿論、熱い場面 も有りましたよぉ。特に 今回はぶちょーが凄かった。クヌギさんとfiddleデュオ!調の変わる曲を見事に弾ききっ た!!(曲名聞くの忘れてしまった・爆)これには皆さん拍手送る。いや、ホントすごい。 それからそんなぶちょーにguitar教授して貰ったし。だけど、その際ぶちょーの指でオイラ の大切なguitarの弦がブチッと切れた!!…やっぱ凄いわ、ぶちょーフィンガー(笑)負け じとがんばらねばなぁ(何をだろう?)しかし、そんな雰囲気とは逆に深刻な人もいる。 今日はセッション終了後、その人の相談を聞いたりで皆さん真剣。色々アドヴァイスが出たり出なかったり。暖かいようで無責任(笑)。とにかく、今日は物凄 い会話が弾む弾む。文明の話しが出たと思ったらここでは言えないようなY談まで。とりあ えずY談の時間が長かったです(笑)そして夜も深け閉店。だけど、何故か今日は熱が冷め ることが無く、外で会話…体温は冷めたけど。でも、夜遅くにそんな外でさわいでちゃあ いけませんよ?(苦笑)ともかく、今日はいろんな意味で面白いセッションとなったので した。


2/6(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by ぅあんど

〜メンバー:ぶちょーfiddle、bouzouki、海人whistle、Bodhran、まるaccordion、タケfiddle、 安道guitar、Bodhran、金子whistle、リサfiddle、シンゴBanjo、ハタオflute、 カンベwhistle、アサボンfiddle、正垣flute 、他

 ボーイングは呼吸!と言うような話題の出た今夜。セッションはいつもよりまとまりがあ る感じの始まりでした。まるさんとタケさんが先陣きってMountain Road、Over Moor To The Maggie、Bank of Irelandと、早速チューンを繰り出す。そんなまとまり感に感化さ れたのか、す氏はBanjoを引っ張り出してきたではないか。が、そのタイミングに久々なシ ンゴさん登場!まるでもう見計らったかのようなタイミング(笑)そしてシンゴさんの引 くBanjoも久々。それともう一つ久々にhornpipesのチューンが飛び出したっす。やる気満々 のシンゴさん。でも、あまり長居はしないで早々にお帰りになってしまった。また、ちょ こちょこ顔だして欲しいですね。しかし、セッションは止まる事はないっす。デ・ダナン っぽいと言う、聞き慣れない曲が出たり(曲名解らず・苦笑)、いつもの様に熱いチューン が出たり。そして最後は又も久々なPolka締め。おお、なんだか、久々が多い日ですな。でも、 久々な物だけにあらず。今日は11時後セッションになってから、うみんどさんが『パチカ』というアフリカ(多分らしい)の打楽器を披露してくれました。アメリカンクラッカ ーとフラメンコのカスタネットを思わせるような楽器。と言うと的確ですかな?兎に角、 どんな曲調にあうかな?と、みんな耳を傾ける。結局waltz、marchにはしっくり来ると言 う結論に。Jigにもあわせたけどアクセントが違うお蔭でナンだか変わった感じに。でもreel は行けるみたいでしたね。その他にはリサさんが変拍子の曲を聞かせてくれたりも。3パ ート目の最初が四分の五になる曲で、曲名は…解らずじまいでした(苦笑)そして皆さん がちらほらとお帰りになって行く頃、ふと「fiddleって喋れるからいいですよね」という一 言が。それに対して「いやいや、そうでもないよ」とのご返答。やっぱり喋るとボーイン グが止まってしまうそうです。勿論、完璧に分離している(弾きながら喋れる)人はいる けど。少なくとも自分はそうだ。との事。息が乱れるとリズムも乱れる。と言う感じです かな?日本では「呼吸があう」「呼吸を整える」「呼吸を合わせる」と「呼吸=リズム」っ て言う感じの言葉がありますしね。その人はスタッカートの時、息も短くなって苦しくな っちゃうらしいですし。まま、兎に角どんな楽器にもリズムは勿論の事、「息」「呼吸」が ある。と言う御話しでした。それと、今日はどう言うわけか校歌の話なんかも出たり(笑) その他うみんどさんのフォルクローレ、歌謡曲。極めつけはStand by meなんかを合奏 したり。勿論戻りつく先はアイリッシュ。そして今日もチューンチューンで幕を閉じるの でした。


2/3(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by ぅあんど

〜メンバー:ぶちょーfiddle、bouzouki、安道guitar、Bodhran、金子whistle、アサボンfiddle、 カンベwhistler、ハタオflute、リサfiddle、正垣flute、まるaccordion、タケfiddle、 伊藤whistle、ジョンUilleannpipes、他

 なんだかきりっとしない。照明のせいか?いや、違う。人数がそろっていないせいか?い や、それとも違う。じゃあなんだ?いや、良く解りません(爆)ままま、ともかく最初は 小人数でゆったりまったりとセッションが始まったっす。この状態で数十分。ハタオさん が来てくれたけど、ハタオさんもこのゆったりまったりモードに呑みこまれ、いつもの調 子を発揮できず。でもなんだかホントに体調が良くなかったみたいですな。だがだが、今 日はこのまったり感を忘れさせてくれる人物が出現!それは今日来れないと言っていたぶ ちょー…ではなくて、ジョンさん。Uilleannpipesを携えたジョンさんっす!以前ブレンダ ンさんや原口さんも演奏していたけれど、ジョンさんのもこれまた最高。フルセットのド ローンが下地に、すばらしい演奏が折り重なる。更にNorthumbrian Pipesや、Uilleannの 別のチャンターなんかも披露してくれました。その長いチャンターはどうやら北イングラ ンドから南スコットランドの物らしいっす。こんなのもあるのかと物凄く感心しちゃいま した。ここはほんと、聞き逃せないとこでしたよ。更にはUilleannpipesで伴奏、間奏しな がら炭鉱夫の歌、Black leg minerを歌ってくれたりも。ほんと、賑やかな市場を歩いたり、 船に乗ったり、去り行く故郷を思ったり、炭鉱で労働したりと想像力を働かせてくれる音 でした。しかし、以前は別の場所ではいっつもこんなのが聞けていたとか…うおおっ!う らやましすぎる!改めて皆がUilleannpipesに憧れるのが良く解りました。是非また聞かせ て欲しいっす!ところで、この頃には集まらなかった人数も一気にわっと増えてかなり賑 やかに。最初のまったり雰囲気は何処へ…まぁ、盛り上がってきたから良いでしょう!け ど、何故か今日はぶちょーのしごき(オイラにむけて)が始まったっす。それはもう酷い しごきで思わず血の涙が…ってあんまり指導らしい指導は受けてないんですけどね。とに かくぶちょーの聞く、見るして盗まねば!それは良いとして、セッションはまた違った雰 囲気へ。熱く楽しい、いつものフリーセッションならではって感じでしたけどね。だけど 11時を越してもまだまだ続くセッション。その内皆が帰っていくと、残った人々で知ら ない曲を回して行こうの会が発動。前回もしたんですが、今回は金子さんが加わってまた 違う曲が。リサさんも今回はしっかりと「録音するぞ」とMDを用意。が、ちょっとその場 をオイラは離れてしまい、その場の音を聞き逃してしまいました。ああ、怒らないで(汗) と言う訳でどんな演奏がその時されていたのかはちょっと解らずじまいです。今度こう言 う機会があったら絶対逃さないようにしよう(苦笑)その後はアトラクティブな曲がポン ポンと。でもこのアトラクティブってなに?って事が話に出ると、言葉のイメージと定義 の話しに。これはオイラもよく考えてた事だったんだけど、結局深いとこまでは話さなか ったし。あ、でも英語と日本語。どっちの方が言葉をイメージで、定義で話してるんだろ う?一応オイラは英語が良くわかんないから、日本語の方が曖昧に使ってるのかな?とか 思うんですけどね。是非聞きたいもんです。そしてセッション最後の方は、ハタオさんの ギブアップ宣言が飛び出しながらドンドン続いて行く(笑)「アンタしんどいんちゃうん か」と思わず突っ込んでしまいたくなるぐらい。それで気が付けばもう深夜閉店間際。あ ああ、今日も長いこといてもうた。好きでいるんだけど(笑)と、そんなこんなで最後ま でセッションセッション。今日はいろんな雰囲気が漂う密度の濃いセッションでした。

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