セッション日記
□2001年 1月
1/30(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by ぅあんど NEW
〜メンバー:ぶちょーguitar、fiddle、洲崎bouzouki、金子whistle、クヌギfiddle、海人whistle、Bodhran、ニコタロwhistle、 ヨコヤマfiddle、くーまんfiddle、安道Bodhran、リサfiddle、正垣flute、ハタオflute、ジョンflute、ピーターBanjo、guitar、
おおお? 今日は最初から大所帯。なんだか、セッション時間入って間も無く、こんなに人数がいるのって久々な気がするっすねぇ。しかも前回に引き続きピーターさんのご来訪。 って実はオイラは前回寝てて来てなかったんで初めましてなんですけど…。なんだか、前回は物凄い良いセッションだったらしいっすねぇ。(下の日記からも十分伝わって来るけど)あああ、失敗した!ともかく、過ぎたことを振り返ってもしょうがありませぬ 。今日 はそのピーターさんのguitarから。これまたぶちょーとは全然印象が違って思わず感心。僕も必死にBodhranであわせようと、guitarを見つめながら耳を傾けたっす。で、時たま ピーターさんと目があうと満面の笑みをぶつけあい(笑)その内ピーターさんが楽器を Banjoに持ちかえると、待ってましたとばかりにぶちょーがguitarを持ち出してきた!ぶちょーも前回のセッションを逃していて、すねてたみたいっす。ここでリベンジと言う事ですかな!?まるで「ピーターはんのguitarには負けへんで!」と言わんばかりに熱の入った演奏。ランニングベースやかっこいいロックっぽいフレーズ。うをを、やるぅっ、ぶちょー!対して「おし、やってやろうやないか!」と言わんばかりに、ピーターさんも呼応してBanjoをうならした。気が付けば二人の音しか聞こえなくらい、その世界に引きこまれてたっす。そしてそのバトルが終った後に「テープはある?」とピーターさん。だけど誰も録音しておらず、結局その場にいた人の記憶に留まる事となっちゃいました。ああ、もう、ほんと録音しときゃ良かった!そこだけが悔やまれてなりませんな。その後もセッションは続き、終了時間も気にせずチューンは繋がっていったっす。しかし、す氏によれ ば今日のセッションよりも先週は数倍熱かったとのこと。全くついてないですな。でも、ホン ト、今回のセッションもかなり熱く、楽しかった事には間違いないっす! で、恒例の様にfieldセッション後の駄弁り報告会〜〜。 …というか、今回は(前回もそうだったらしいけど)余りに恐ろしい話しばかりが出たので自粛したいと思います。あしからず……。ほんと、ラフカディオ・ハーンもビックリっ す(汗)しかし、それにしては海人さん、生き生きしてたなぁ。一方でクヌギさん。 夜、大丈夫でしたか?
〜メンバー:ぶちょーfiddle、洲崎bouzouki、クヌギfiddle、金子whistle、岸本flute、bodhran、温ちゃんfiddle、澤崎guitar、ハタオflute、ゆかflute、正垣flute、whistle、リサfiddle、ピーターbanjo、他
今日はアメリカのピーターさんから事前に「23日のセッションにいくぞ!」という予告が入っていた。予告と言ってもピーターさんというのは実は初めてメールをもらった人なのだ。メールにはアイルランドのインターネット・ラジオで Irish traditional musicチャンネルを担当していると書いてあったのでアイルランドの人だと思っていたらアメリカ在住の人で、バンジョーやギターをこなすミュージシャンであった。また、彼はfieldアイ研のHPを見てくれて「ALTANとのセッションの様子がめっちゃおもろい!」と、あるワールドミュージック系のサイトの掲示板に書き込みをしてくれたからさあ大変、1ヶ月半でようやく100行くか行かないかだった本サイトの英語ページのカウントが24時間で100以上カウントした挙げ句、アメリカのニュージャージーでパブをやってるご婦人からfieldアイ研への入部希望メールが届いたりもした。そんなピーターさんがはるばるアメリカからわがセッションに来てくれるというのだから、あんまり寒いセッションでは何やろうと思い、数人にはあらかじめ電話で呼び出しをかけておいた。学生さん達は試験中ということもあり、今夜のミュージシャンは平均年齢のやや高い、ぐっと大人のセッションになった。いつもの「練習タイム」なんか全員で無視して最初からガンガン行く行く。久々の温ちゃんと澤崎さんの参加も良い刺激になり、クヌギと温ちゃんのケビンバーク・チューンの乱れ打ちである。そんな所へピーターさん登場!渋いオールドっぽいテナーバンジョーを片手にセッションに飛び込んできた。しかし、こういう状況ではワシらはいつも張り切るねえ。全然途切れないチューンの応酬。あえてバウロンでリズムを引っ張ったりするタロッチャマクンや、いつもの3倍はヒートアップする金子にゃんや、続きのチューンを素早くかっさらっていくオハタオ・・・。いやもう久しぶりにみんな本気の熱い熱いセッションでありました。惜しいのは、こういう時ははずしたことのないイクシマぶちょーが今日に限って大遅刻!もう、ほとんどセッションが終了するころにやって来た事か・・・。どうした、ぶちょー!たのむぜ、ぶちょー!
1/20(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by ぅあんど NEW
〜メンバー:洲崎bouzouki、fiddle、ジョンflute、彩 flute、安道guitar、Bodhran 、リサfiddle、ハタオ flute、正垣ふゑ
キリキリキリキリキリ…バキッ――『…あっ』…と言う訳でたまには(?)セッションも こんな音から始まったりする訳です。土曜八時。今日も雪がちらつくなか、いそいそとfield に到着。しかし、セッションのメンバーは誰もいない。かろうじて店の主、fieldのす氏が ナンパしていたので、いたのだけど、二人で始める訳でもなく、誰か来るのを待っていた っす。そんな暇な時間を見かねてか、す氏がクラシックギターの弦を張り替えて欲しいと ご注文。おごってもらえる様なんでオイラも快く(?)張り換える事に。しかし四苦八苦。 何せクラシックギターのペグって堅いのなんの…そりゃ楽器にもよるけど、おいらが触ってきたのは全てがちがちだったし、そう言う結論に至る訳です。このguitarも例に漏れずでしたし。そうして内職している間に彩 さんが雪だるま持参で到着。それでもセッションは始まらないっす…内職男が一人、す氏もどっかいってたから、事実上一人でしたからね。 ところで、最初の音。勘のいい人はもうお分かりでしょうな。弦を張り換え終わり、す氏 に手渡しチューニング。その時鳴ったわけです。オイラが壊したんじゃないっすよ。まま、お蔭で六弦チューニングできなくなってしまいましたとさ。《ペンチでやろうと試みたが 失敗。もっと壊しました。今度はオイラがやりました。は、はは(苦笑)》ま、それは置い とくとして、セッション救世主ハタオさん登場!やっと本物のセッションが始まったっす。 そして暫らくしないうちにジョンさんに、リサさん登場。このメンバーで結構な時間過ごしたっす。いつもと違い人数の少ないセッション。こう言ったセッションも良いですな。 音が誤魔化せないけど…。しかし、ぶちょーがいないと平和?、当直ご苦労様です!11時 近くになってやっと正垣さんも登場。15分チューンをやって一旦終了っす。だけど奥の 部屋は満席だった事もあり。そのままそこで「続きと行きますか?」って事に。掟破りの time overセッション突入っすよ。だけど、人数はジョンさん、す氏が抜けてホント、こ じんまりまとまったバランス構成。笛3人に、fiddle1人。そんでオイラがリズム楽器と。 だけど凄かったっすよ。何せハタオさんにリサさんでしたからねぇ。二人の静かで熱いバ トルが目の前で繰り広げられたっす「この曲知ってますか?」「この曲は?」と次々に曲が 出てくる出てくる。一体何曲引出しに入れてるのやら…ハタオさんは400ぐらいって言 ってたっすね。更に今年アイルランドへ行くまでには、もう400ふやしたいとか漏らし てたっす。すごい、さすが笛魔人(汗)そして曲のあいまには駄 弁りっすよ。今回は曲の 起源みたいな事を話してたっす。皆さんご存知シャンノス。これって元々文字を持たないケルト文明が、口伝しやすくするため、物語に韻を踏ませたものって知ってました?更に Airはそのメロディーを汲み取った物…reelはそれが早くなった物。Jigはイタリアからは いって来たらしいけど。だけどこう考えると、起源はドルイド、バルド、フィラって言う 事に。つまりアイリッシュの起源って紀元前にまで遡るって事!?う〜〜ん、定かな事は わかんないけど、なんだかすごいっすね。こうしてセッションは深夜まで続いたけど、眠けと明日の予定に負けたオイラ。二人の勝負の結末を見ないで退場とあいなりました。セ ッションの次ぎの日には絶対バイトなんか入れるか!と思った次第でありまする。ところ で、オイラが書くとどうもセッション日記と言うよりfield内部事情って感じですな
〜メンバー:ぶちょーfiddle、洲崎fiddle、bouzouki、クヌギfiddle、安道guitar、タケfiddle、 マルaccordion、松尾Bodhran、ジョンflute、ゆかflute、正垣flute、whistle、 復活海人whistle、Bodhran、尾崎guitar、金子whistle
今日は最初人数が少なかったけど、クヌギさんのfiddleパワーでぐいぐいと音は盛り上が ったっす。ぶちょー、すさんもfiddleでガンガンいくいく。特にクヌギさんが帰る際の ぶちょーとのバトルは感動っすよ。その内、丸さんや、竹さん。そして行方不明だった海人さんが ひょっこり現れ、もう、fieldのす氏にクヌギさん爆笑。なんでも正月ごろか らホントに音信不通で、なんとライブ中にまで実家のほうから電話があったとか。一体何 してたんだか。と言う事で何故かセッションは海人復活記念に!と言っても別 になん も変わらなかったけど。変わったことといえばぶちょーが何やらワケありげな美人を連れて きてたなぁ… 悔しいからその事に触れるのはよしましょう。その内尾崎さんがguitarひっさ げて来てオイラはBodhranに。尾崎さんのチューニングはドロップD、やっぱり新鮮な響きっすね。 そうして最後polkaでしめると11時にセッションはひとまず終了。しかし、今日は奥の 部屋が満席。いつもの場所でセッションはしなかった物の復活海人殿がaccordionを丸さんに 教授してもらってたりオイラも曲を教えてもらったりと平和な時間が過ぎてったっ す。しかし、皆帰り始めオイラも帰る事に。時間は…あ、12時にもなってないや。いや、 今日はみんな健全だ。たまにはこんな健全な日があってもOKかな? あ、遅くなったけど明けましておめでとうございまする(苦笑)
〜 メンバー:ぶちょーfiddle、洲崎fiddle、bouzouki、岸本flute、bandolin、正垣whistle、flute、りうwhitsle、ジョンflute
前半の練習タイムの常連あさぼん&かんべが急遽人手不足のfieldのレジを手伝う事になったので、今日の練習タイムはワシとぶちょーのフィドル、りうさんのホイッスルで始まった。なーぶちょー、りうさんセッションに参加するのほとんど初めてなんやからもう少しゆっくり弾こや。でもこれはムリなお話。ぶちょーはゆっくり弾いたら空中分解するのじゃ。岸本さんの秘密兵器5コース15弦のレキントギター型弦楽器バンドリンが涼やかなコードを奏でる中、ぶちょー&すのフィドル雑音隊が我が道を行く。ジョンさんがやってきて、りうさんが自分の知っている曲を始めるとゆっくりしたテンポでフォロウする。さすがは女性に優しいジョンさんじゃ。どうしてもゆっくり弾けないぶちょーを見かねてか、かつてこのセッションの場で男性に話しかけた事が一度もない岸本さんが何と!ぶちょーにダンスチューンのリズムの取り方をレクチャー。これは大事件!なるほど、すごい分かりやすい説明じゃ。さすがキシモッチャン!ひとことで言うとリールの場合、アクセントへ向かう拍へはゆっくり、アクセントの拍から次の拍へは素早く、という事か。これは意識すると大変難しいぞ・・・。ぶちょーも珍しく素直にレクチャーに耳を傾けている。セッションとしてはバシッと盛り上がる、ってことは無かったけれど非常に内容の濃いセッションでありました。
〜 メンバー:ぶちょーfiddle、洲崎fiddle、bouzouki、リサfiddle、正垣whistle、flute、
21世紀初めてのfieldセッションじゃ!・・が、フタを開けると参加者がこれだけ・・・。んんん、まあ、まだまだ世間は21世紀正月騒ぎも収まらないだろうし仕方ない仕方ない。それより、正月早々セッションに来てくれたこの皆さんの健闘をたたえるべし。で、セッションはぶちょー、す、リサの3人フィドル体勢で勇ましく始まった。すのフィドルは初心者以前のバリバリの入門希望者段階。ぶちょーはまあ初心者に少し毛が生えた程度。リサさんは1年間ダブリンのパブのセッションに通い詰めた経験の持ち主。ものすごいバランスの悪さじゃわな。ワシはゆっくりメロディーが追える曲が数曲という状況でさてどこまでごまかしてこの場に居ることができるか!?ぶちょーはやたらテンポが早いがゆっくり弾くととたんに崩れる。つまりワシは早く弾けない、ぶちょーはゆっくり弾けない、というこのデコボコ園児を前にリサさんは素晴らしい子守りをしてくださった。途中からフルートで加わった正垣さんも然り。リサさんが園長先生だとすると正垣さんはさしずめ保母さんやな。アイ研は今年もしっかりした女性達が居て安泰安泰。めでたしめでたし。