□2000年 1〜2月
2月29日火曜日セッション〜主な参加者(敬称略)〜
メンバー:洲崎Bouzuki、森Irish Flute、イクシマンGuitar、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、ケンタロウMandoline、キバfiddle、金子Whistle、純Whistle、鵜飼Accordion、綾乃Concertina、他
*ついに恐れていた日がやってきた。セッションの始まりがワタクシ洲崎とイクシマンのふたりっきり。ブズーキとギターでどうする?あ、もう一人やってきた!これがパブ化後初登場のケンタロウ君Mandoline・・・。しゃあない!ここはイクシマンが担いできたテナーバンジョーを弾いてみるか、で洲崎はメロディーにまわる。いざメロディーを担当してみると改めて認識するで、ちゃんと覚えている曲のいかに少ない事よ。そのうちメロディー専門家が次々にあらわれたので助かりました正味のハナシ。一ヶ月間スキー場にこもっていた綾乃さんが山から降りてきて閉店時間滑り込みセーフ。久々のConcertinaに腕が痛いと言うておる。う〜ん、スキーで使う筋肉と蛇腹押し引きする筋肉はまた違うのんやね。
2月26日土曜日セッション〜主な参加者(敬称略)〜
メンバー:洲崎Bouzuki、西野Concertina、Irish
flute、イクシマンGuitar、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、大垣Accordion、森Irish
flute、岸本Irish flute、M太郎fiddle、純Whistle、白神Whistle、ピーターbanjo、上林fiddle、久保dance、他、ダンスのみなさん。ごめんなさい名前思い出せない方が大勢。
*セッション時間の8時前からダンスの皆さんが集まって来られた。楽器ケースを抱えた人たちもちらほら見えるがなじみの顔が居ない。セッションのために集まって来られた方がこんなに居るのに、こういう場合どうやって始めようか・・・と少し困っている所へギネスを注文しに来たのが西野オネエサマ!禁酒も解けたんやね。困った時はいつも助けてくれるタイミングのいい所がさすがオネエサマ。よっしゃ演奏しよう!演奏しよう!でセッションは始まった。M太郎君もfiddleで加わるが、いかんせダンス陣に比べて演奏陣の数が少なさ。つまり、音楽の音量が圧倒的に足りない。そこへ大垣選手が登場してなんとかダンスの伴奏という格好になった。そのうち演奏陣も一人増え二人増え、ダンスの輪には一般のお客さんも加わって店中を巻き込む大ダンスパーティーの図。
さて、この日のセッションはこれで終わらなかったのだ。もう1ラウンドあった!ダンス陣が電車の都合でお帰りになったあと、われわれ演奏陣はまたいつもの通りだらだら半分だべりながら飲みながら演奏をつづけていたのだ。すると、外国人と日本人の混合団体チームのお客さんがやってきた。しばらくすると、その団体の内のひとりの白人の女の子が突然岸本さんのfluteの音に反応してリズムを取り出したと思うと、見事なステップダンスを踊り出した!すると彼女の仲間があと2人加わって同じようにステップを繰り出した。すごいすごい、演奏どころではない!見入ってしまう。ステップの靴音がまるでパーカッションのように演奏陣をあおる。気がつくと、ダンスの輪はほとんど全てのお客さんを巻き込んで床が揺れ、fiel全体が揺れた!コートハンガーのねじが吹っ飛んだ。ギネスがひっくり返った。すべてお構いなしの夜は更けていくのであった。
2月22日火曜日セッション〜主な参加者(敬称略)〜
メンバー:洲崎Bouzuki、金子Whistle、森Irish
Flute、岸本Irish Flute、イクシマンGuitar、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、大垣Accordion、赤沢Bouzuki、fiddle、他
*久々に火曜日に金子さんが来てくれた。ちょっと2人で始めましょうか、と正月のネガポジライブでやったデュオ曲を思い出し思い出しやってると、他のメンバーも三々五々集まってきた。岸本さんがあとで赤沢さんが岸本さんの預かっている楽器をここに取りに来るからセッションに引っ張り込んでしまおうと提案。かくして赤沢さんは数十分後にはこの日のセッションの中心に鎮座することになった。赤沢さんの入ることで音の様相はガラリと変わった。いつもは若い元気のいいのがダンスチューンをぶっ飛ばし、何かもうスポーツの如しになりがちなのが、赤沢さんの繊細なBouzuki、しっとりとしたfiddleはセッション全体をより音楽的にする。いつもロケンロールなイクシマンのギターも赤沢さんの横では見事にしっとり大人に味に変化するのが面白かった。
2月19日土曜日臨時セッション〜主な参加者(敬称略)〜
メンバー:トム・クリーガン(Pipe)、ピーター・ギルモア(Guitar)、洲崎Bouzuki、イクシマンGuitar、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、西野Concertina、Irish
Flute、ジェイfiddle、ハタオfiddle、笠村あっちゃんfiddle、秋山Whistle、他
*やって来ました、TOM
CREEGAN(pipe)とPETER GILMORE(Guitar)のお2人さん。同じサファリンゲイルズのメンバーで11月にセッションに参加してくれたDALE&FINNとまた少し雰囲気の違う2人だ。より神経質な大男という感じ。ハタオがfluteで口火を切ってセッションは始まった。カウンターで飲んでたTOMがやおら立ち上がりセッションコーナーにやって来た。この大男が太い腕でbagの空気を絞り出しUilleann
Pipesはうなりをあげる。躍動するリズムと音の圧力が周囲を圧倒する。遅れてPETERが入ってくる。この人も大男。この大男のGuitarがまた凄い。ダイナミクスレンジが広いとはこういう事か!繊細かつ大胆。洲崎はTOMの横でBouzukiを弾いていたのだが、突き上げられる圧力に何をしても跳ね返される。また、これほど自分の音が聴かれているという恐怖にさらされたことは始めて経験した。まさにセッションとは戦いでもあったのだ。始まりが10時を過ぎていたこともあるが、この戦いは午前2時まで続いた。彼らが去った後に残された数名は急激に緊張感から解放され、ただ放心あるのみ。特にイクシマンの緊張ぶりはただごとではなかった様子。
*TOM&PETER
:アメリカのシアトルを拠点に活躍しているアイリッシュばんど「サファリン・ゲイルズ」のメンバー。
2月15日火曜日セッション〜主な参加者(敬称略)〜
メンバー:洲崎Bouzuki、イクシマンGuitar、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、西野Concertina、Irish
Flute、山中fiddle、渋谷fiddle、他
*今夜も外は雪が散らついている。前回の火曜日の再来か!?8時になってもミュージシャンは誰も来ない。それにしてもなぜか火曜日のほうがセッション目当てのお客さんが目立つ。あ〜あ、腹くくってブズーキソロでもやるかとセッションコーナーのブズーキをチューニングしてると目の前の席で食事してるのが西野(オネエサマ)であることを発見!よっしゃ!食事終わったら入って来てね。で、ブズーキでだらけたホーンパイプを弾いているとイクシマンとアッシーがやってきた。西野(オネエサマ)と一緒にメシ食うとったんはfiddleの山中(ちゃん)やんか!ええねえ、こういうこじっまりしたセッション。そこへ渋谷Wマスがやってきてダブルfiddleで音量バランスが良くなった。セッションコーナーは聴いてくれるお客さんも入り交じってホントにエエ感じや。先週の哀愁漂うセッションに深夜までつきあってくれた貴女!途中からバウロンでリズム取ってくれた、アッシーより日本語のうまい外国人男性(うーん名前よく覚えてない、マロニーちゃんとかそんなカンジのお名前でした)しかし、夜も更けてアッシー、イクシマ、ワシの3人になってからは、もうむちゃくちゃでおましたがな。
2月12日土曜日セッション〜主な参加者(敬称略)〜
メンバー:洲崎Bouzuki、金子Whistle、森Irish
Flute、岸本Irish Flute、イクシマンGuitar、ハタオIrish
Flute、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、キバfiddle、北浦Bodhran、秋山Whistle、純Whistle、大森fiddle、西野Concertina、Irish
Flute、松阪Bodhran、上原Harp、山中fiddle、白神Whistle、他
*前回の火曜日がうそのようじゃ。今日はワシも遊ぶぞ!とセッションコーナーの一番奥に陣取ったが、気が付くといつのまにかまた玄関で楽器を抱えておった。今日はイクシマ君のブズーキを借りる。コサカさん製特製ブズーキはすごく繊細な音がする。ワシのような下品な奏法にはもったいないか。ラフカディオハーン研究会と名乗る桝井先生という方が突然登場。色んな曲をリクエストされるが知ってる曲がない!あ、それ知ってると岸本さんがフルートを吹く。桝井先生岸本さんにリズムが違うと厳しいクレーム。しかし、最後には「若い方々がこんなふうにアイリッシュトラッドを楽しんでいる姿に心うたれました」と先生も興奮気味にお帰りになりました。桝井先生また是非ご教授お願いします。北浦さんのステップダンスも素敵。上原さんのHarpもっと聴きたかった。いやもう、土曜日のセッションはこの所ちょっとしたお祭りですわ。それにしてもイクシマンは酔っぱらうとただのロレツ回らんおんじゃんやんけ。
2月8日火曜日セッション〜主な参加者(敬称略)〜
洲崎Bouzuki、鵜飼Whistle、イクシマGuitar、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、他
*京都は大雪警報が出ていた!セッション開始時間の8時になってもミュージシャンは誰ひとりやってこない。セッションを目当てにやってきたと思われるお客さんが3組みも居る。まあ〜ずい。そうか!こういう日もそりゃあるわな。こういう事があるからギャラでセッションメンバーを確保するようなパブがあって当然なのかもしれん。ブズーキのソロで何曲かはやれんことないけど、ひとりじゃセッションとは言わんしな・・・などと途方にくれていると、鵜飼さんがやってきた!だが、彼女は最近のfieldのセッションは参加者が多いから今日は自分は演奏しないでちょっと1杯飲んで帰ろうというつもりで、楽器も持たずにやってきたのだ。とりあえず、fieldのアコーディオンとフィドルを出して来て、とりあえず何かやろう!と無理矢理彼女に楽器を持たせる。いやもう気持ちばっかり焦って全然まともな演奏にならん!!ああ、ひと組帰らはった・・・。外は雪が積もってきた!!これではいつも遅くにやってくるミュージシャンも望み薄。と、思いながら、何年か前に後輩の結婚式で鵜飼さんと2人で演奏したラスリン島の結婚式の祝い歌「ドーナル〜・・・」をその時以来の2人でやってると、手拍子してくれる人がいる。ふと顔を上げるとアッシー君だった。おう!この雪の中、よう来たなあ!「ボクは高山暮らしをしてたから雪は慣れてます」むむ、カッコエエやんけ、くそお!!とりあえず、パイプぶっ放してくれ!!アッシー君のパイプはまだドローンも付いてなくて、彼もまだ練習中といつも謙遜しているし、この時も部屋が乾燥していてリードがうまく鳴らず音程が不安定だったけれど、窓には雪、床にはストーブの赤い火、カウンターにはギネス・・そこへまだ肩に雪を積もらせながらアッシー君がパイプを鳴らせる。うなり声のようなその音色・・・・・ハマッタ!!カッコエエやんけ、くそお!数曲ダンスチューンをやると、もうセッション終了時間の11時だ。ええい、今日は関係あらへん、もっとやろーに、やろーに。これで終わるはずのセッションだったが、この雪の中、午前1時を過ぎてからやってくるもっとカッコエエ阿呆が居た。イクシマ君ですわ。宇治から来たというお客さんがひとり終電無くなったのに、そんな阿呆なワシらにずっとつき合ってくれはって、名前聞くのわすれたけど・・・、閉店時間の午前2時に最高潮に達した阿呆なワシらのなさけないセッションでありました。
2月1日火曜日セッション〜主な参加者(敬称略)〜
洲崎Bouzuki、金子Whistle、森Irish Flute、岸本Irish
Flute、渋谷fiddle、イクシマGuitar、ハタオIrish Flute、アッシーWhistle、Guitar、Pipe、他
*土曜日とはうって変わってのんびりセッション。はじめは洲崎、金子、渋谷のおっさんユニットで演奏開始。なぜかチューンがつながらない、のんびりしててこんなんもエエなあ。岸本、森が加わって何となくダンスチューンらしくなって来る。生島君が買ったばかりのテナーバンジョー持って来たのでワシはこれのチューニングをブズーキと同じにして遊んだ。ごっつおもろかったで。今日は金子さん終電に間に合った。セッションタイムが終わってもフルート3人で音が止まらない。でも、最後は岸本トークパワー爆発。だべりんぐ大会の夜はふけていくのであった。
1月29日土曜日
*29日には行きます、という予告が多かっただけに覚悟はしていたが、ミュージシャン&ダンサーがドバッと集合した。セッション参加特典識別用のバッジを20枚作って準備していたのにこれが足りなかった。私も初対面の人が沢山居てウロウロしてしまいました。ダンスの白神さん、純さんはもちろん大阪でのアイリッシュダンスのレッスンの先生とそこにに集まっている人達が大勢来てくれてた様子。店内も忙しく私はしばらくずっとセッションには参加できなかった。原口さんせっかくフラットマンドリン持ってきはったのに、ケースから出さずじまいやったのがおしい!原口さんのマンドリン聴きたかった。岐阜から服部夫妻。東京のfiddler金子さん。遠路を本当にありがとう。ジェイも久々の登場だ。う〜ん、顔は思い出せるのに名前を忘れてしまった人が大勢いる!!!われわれのメンバーでは鵜飼さん彩乃さん。そうそう、アッシー君と原口さんのダブルpipeはおもしろかった。イクシマ君、テナーバンジョー買ったといいながら何で持って来えへんのや!岸本さんのfluteはさすがさすがにダンサーの皆さんをあおりまくる。いやもう、ものすごいアイリッシュナイトでおましたわ。願わくばわしゃもう少しブズーキ弾きたかった。正式なセッションタイムは午後11時までなのですが、そんな時間で終わるはずもない。お客さんのアイリッシュ娘が演奏陣にリクエストをして踊り出したりするような一幕もありました。ここに名前もれてる方々すんません。思い出したらその都度更新することにします。
1月25日火曜日
*開店2週間目だったけれど、まだまだ、頭の中はぐちゃぐちゃだった。18日に比べるとうっすらと記憶しています。前日の24日月曜日にふらっとやってきたニュージランドから来ているというピーターというおっさんが、火曜日セッションの事を教えると、さっそくバンジョーを抱えてやってきた。どえらいノリのおっさんやった。ダブリン生まれで子供の頃はダンスもやったというので、ギネスおごるから踊ってくれと無理矢理踊らせた。キバ君にはおもいっきりギネスを飲んでもろた。高田和美さんの優しいWhistleの音色が印象的だった。ウッドノートのマスター渋谷さんのfiddleは去年よりも一段とええ味出してる。鵜飼さんもゲール語の歌を1曲歌ってくれた。
1月18日火曜日
*開店間もナシのガッチャキ状態のパブ化第一発目のフリーセッション。ただ、実は何も覚えてないのです。記憶が飛んだかと思える程・・・。誰が来てくれたかも覚えていない・・・。あ、そう。キバ君が遅がけにやってきて、15日に引き続き、ギネスが切れた直後で、彼はまたfieldでギネスが飲めなかったシーンを覚えている・・・。金子さんと窓際のカウンターでギネスを飲みながら音を出していて、ついにこのカンジになりましたね〜と話していたのも覚えています。