セッション以外の活動記録

 

 

◇field pub & sessionの 出前の巻! 2001年6月9日〜10日 西陣北座

 さて、アイ研にも部員を送り込んでいる立命館大学の多国籍音楽サークルの「出前ちんどん」が先日西陣北座で自主イベント「出前の嵐」を行ったのだが、fieldは何と出前の嵐に「出前」を決行した! 学園祭ノリの「field西陣店」ブースに生ギネスを据え付け、その前のテーブルをセッション陣で占領した。最近復活の著しいぶちょーが興奮しないわけがない!出前の嵐を出前fieldで占領してfieldの嵐にするのじゃ!吠えまくるぶちょーだったのだ。  詳しく説明すると、会場の北座というのは元織物工場の跡でちょっとした体育館ぐらいの広さがある。その中央にステージが設えてあって、出前ちんどんの色んなグループやゲストの面 々が色々な音楽を演奏し、入り口からステージまでのスペースにはフリーマーケットで賑わっているというとてもエエ感じのイベントなのだ。field西陣店にはそのフリーマーケットの途切れるあたり、ちょうどステージ裏のスペースが与えられたのだ。  そして、始まったfieldセッション・コーナー!! fieldセッション常連を始め出前ちんどんのみんなも入り乱れて膨れ上がり、気が付くとセッションの輪はかなりの人数になっていた。それをお客さんが取り巻き取り巻き、興奮の最高潮に達した最後の曲!Farewell to Erinのラストだあ!感極まったぶちょーは空高くジャンプしたあああ!                

 

*ぶちょー自らの報告はこちら*


 

◇第1回 fieldアイ研合宿in琵琶湖

2001年5月3日〜4日

*湖畔でカッコつける3バカ迷惑隊*

5/3 fieldアイ研GW合宿 

「マ痔カル、ジャンボリー、フィールドアイ研、ツアー」レポートBY ぅあんど

 その連絡はおよそ一ヶ月前にfieldのHPに掲示された。まぁ、隠す事も無いのでサッサと言ってしまうが、それがこの長くて意味不明な「マ痔カル、ジャンボリー、フィールドアイ研、ツアー」……まま、つまりは合宿の御知らせだった訳だ。ホントにこのネーミングはナンなんだろう? 思わず首を傾げるが、fieldに通 い詰めてると理解は出来る気がする。…え? したくない? それが賢明だと思う……。ともかく、ホントに人が集まるのか? と疑問を抱きつつも、僕は参加する事に。  

 合宿はコムラ氏が経営する『民宿コムラ』で行なわれる。当日「昼から六時までに」という言葉を信じ、一時過ぎには家を出た。JR新大阪駅から山科で乗り換え、一路近江舞子駅へ。着いた時刻は3時頃。しかし、民宿コムラが見つからない……時同じくして『虹の市』というフリーマーケットのイベントがあったので、『ここ等辺』というのは分ったのだが、どうしても見つからない。ひょっとして行きすぎた? と思った頃には端の方まで行っていたりした。退き帰しているとリウさんと偶然に鉢合わせる。偶然…といってもリウさんも合宿参加者なんで偶然とは呼べないかもしれない。リウさんも民宿の位 置が解らないらしく、探し始めてたところだった。「この先行っても見つからなかったですよ」と言う事でそこらへんの人に聞いて見る。すると二人とも見事に行きすぎてた事がわかった。そこで戻って見るとちょっとオシャレな建物が目に付いた。そこの玄関のガラス戸に『beach house』と言う文字……そしてその下にちっちゃく『KOMURA』とある。「え? ここ?」と二人して訝しがりながら入って見ると、セントパトリックスDAYに御世話になったコムラさんの顔が。fieldのす氏から聞いた話では「屋根が飛んだ」などと色々聞いていたので、ちょっと逆の意味で驚かされた。しかし、静かだなァ……と思っていると、まだ誰も来てないらしい。昼から六時までに……結局第2陣が着いたのは五時前のこと。なんか、早く着いた僕達って一体?   

 まぁ、それは良いとして、第2陣はぶちょー率いる出前チンドンの面 々。そして東京からの参加者四名!! カンノさん、ワダさん、スズキさん、エトウさん。よくぞ遠いところから! 少し落ちついたところで自己紹介を始めることに。ところが、この自己紹介、結構意外なことに。東京の方々が自己紹介する分は特に『意外!』って事は無かったのだが、fieldの常連の自己紹介になると仲間内の方から「え、そうだったの!?」と言った声が。愛称で呼び合うからせいか、意外に知らない事が判った。その後も次々に到着するのだが、その度に紹介。それも一段落すると誰からともなくセッション……と言うよりは楽器ならしが始まった。そんな中、立命館の2期生、ウエタ君が珍しいfiddleを披露。他の人と比べると明らかにちっちゃい。どうやら1/2スケールのfiddleらしい。弓も合わせてちっちゃい。まるでインテリアの小物みたいな印象だった。でも、何がどう1/2なのか? 様々な憶測が飛んだけど結局解らずじまい。その場は「まぁ、いいか」で片付いてしまった。で、帰ってから調べて見たんですが、どうやら厳密な定義はないみたいです。調べた所の方は「元々フルサイズから作られたには違いない。で、子供用に小さく作ったから1/2、つまり半人前って事なんだと思います」との事。言葉はそのマンマでは無いんでご注意を。  

 あ、合宿の話しからずれてしまいましたな。でまぁ、わいわいと音がなる状態は「食事の用意が出来ましたよ〜」の一言でなりやみ始め、数分後には皆夕飯の席に着いておりました。夕飯は焼肉! ホントは外でバーベキューと行きたいらしかったが、寒い事もあってか中でする事に。玄関入ってすぐの開けた場所。一見テラスの屋内版と言った感じの所でした。皆思い思いに席に着き、乾杯を済ませるとワラワラと話しをしつつ箸が進む。そうしてると最後のメンバーが裏手から入ってきた。fieldのす氏率いるお店の方々! どうやら交通 の関係で遅れた模様。しかし、いいだしっぺが最後に来るとは……。 ともかく全員が揃ったところで「ぶちょーから皆の自己紹介だ!」とす氏が言い出す。ぶちょーは苦笑を漏らしてたが、マイクを持って早速紹介を始めた。ちなみに何故か僕の方から(汗)くぅ、鳥取を馬鹿にされた事は一生忘れませんぞ!(鳥取出身者・爆)その後カンノさん、メイシさん、ねもっちさん…と左回りに順々に進んで行く。fieldの御店の方々からとぶ野次にたえながら(?)ぶちょーの紹介は進む。それをす氏は安もんのビデオカメラで撮影。なんで、この自己紹介の模様はひょっとしたら、後日fieldのTVで見ることができるかも? まぁ、期待は出来ないでしょうが(苦笑)

 そうしていると、リウさんが席を立って何かを始める。包装されたなにかでっかい物を用意してる模様。オイラは話しを聞いていたので、それが何かはすぐに予想がついた。その予想は大当たり。出てきたのは出前チンドンのキバさんが製作したと言うアイリッシュハープ! おお、ギネスのマークとかでは良く見るけど、実物は初めて。塗装されてない状態で、飾り気の無いハープだったけど、音のほうは凄く良かった! CDでは感じれない音の温かさが伝わってきました。抽象的だけどCDと聞き比べると紙と水ぐらい違う印象があった。ハープは生音の方が数段良い。その後はリウさんに色々質問とか、弾かせてなどの声が飛び交う。

 その声が一区切りすると、部屋割りが発表された。部屋数と人数。結構ぎりぎりと言った感じだったが、上手い具合に収められた。今度は荷物を置いてた部屋から楽器の音がし始める。行ってみるとそこでセッションが始まりかけていた。だが、やるなら外でやれ。との御達しで皆部屋から出て行く。外といっても食事をした広いテラスっぽい所での演奏だ。わいわいがやがや。会話を交えての演奏。しかし、fiddlerの多い事多い事。逆に笛の人は三人ぐらい。最近fiddlerが多いとは思ってたけど、こうしてみると圧巻。それを見てか、す氏がfiddle記念撮影を決行。集められたfiddleの写 真を撮影してました。  

 

 この辺りは、いつものセッション風景のような感じでしたね。練習する人もいれば、誰かと合わせようとする人。違うと言えば結構細かく分かれてやってた事でしょう。知らない曲、上手く出来ない曲を一緒に練習。いや、流石合宿!(?)でも、時間が進むにつれ、暴走し始める人が……。まずは海人さん。Guitarを片手に歌謡曲を披露。アサボンとカンベさんが大爆笑。続いてオイラとイヨマンテさん。何故かブルースや、ジャジーなものでジャムってました。そこへす氏がfiddleで参加。ウエタ君もそのguitarを披露してくれた! うをを、結構良い感じではないか!? バッキングを回し、思い思いにアドリブを回す……って、アイリッシュは何処へ行った!?(汗)  

 そうしている間にも時間もドンドン更けて行く。だが、音が鳴り止むのはまだまだ先の事だった。ひどく悪酔いしちゃった人もいた。かなりきつそうだったが、大事には至らなかったので一安心。一応医者もいましたしね。目医者だけど。その目医者さんの姿も、他の人達も段々と姿を見せなくなっていきます。そりゃ後数時間で夜が明ける時刻でしたからね。しかし、そんな時刻でも寝ない人はいるモンです。その頃になると、またアイリッシュから離れてロックの話しやブルースの話しなんかが飛び出したり。なんとなく昔懐かしい教科書に載ってた歌まで飛び出す始末。そんな宴は他の人が起きる頃まで続きました。流石にその後皆数時間寝ましたが、全く寝てない人が数人いました。その体力には感服致します。  

 さて、話しは変わって(?)僕が起きるとすぐに朝食。ご飯、サラダ、御味噌汁に漬物。焼き鮭にお茶と言った献立。コレこそ朝のメニュー! いやはや、起きて良かった♪ ところで、こんな朝早くからすでに帰る人が出てくる。今日これから仕事だって飛び出して行ったぶちょーとか、リサさん。コレから外でゲリラセッションって言うのに。しかし、そのゲリラセッションもナカナカ始まらない。誰かがやり始めれば。といった空気が感じられる。だが、やっぱり誰からとも無く「やろうか!」と言う事で、合宿最大のイベント(?)『虹の市でゲリラセッション!』が発動された。小人数が楽器を持ち出し、軽快なポルカを演奏し始める。場所は民宿の前から浜辺へ。外は快晴。昨日みたく曇ってなくて気持ち良い天候だ。吹きぬ ける風も暖かく優しい。その場で数曲披露すると民宿コムラの方から声が。「東京部員がお帰りになるぞ〜〜」もうお帰りかァ。と残念だったが、これ以上引き止める訳にも行かない。僕達は「蛍の光」で御見送り致しました(笑)

 

 そうしてゲリラセッション再開。今度は練り歩きながら! と言う事で狭い道を陣取ってfiddle、whistle、Banjo、guitar、bouzoukiの音がこだまする。そりゃ珍しいのだろう。行く先行く先人々の視線を一身に集めた。中には写 真を撮ってくれる(?)人もいたし、拍手してくれる人も。「一曲やってくれ」と言ってくれる人まで。アイリッシュ出前チンドンと化しましたな(笑)選曲は一般 受けの良い(?)明るく、軽快な曲。Reel、jigもでたけど、一番多かったのはpolkaだった。一番端の方まで行くと折り返してもう1度。その帰り道、ナンだかヤタラ元気でノリの良いおにーちゃんにおいら達は捕まる。ありゃ、やっぱゲリラセッションはやばかったか? と一瞬思ったりもしたが、全然そんな事は無かった。それどころか「ここは会長さんの家だから、ここで一曲やってくれ」とご注文。戸惑ってしまったが、断る理由も無く、早速演奏。しつこい様だけどpolkaのチューンを披露した。しかし、そこ人のノリの良い事良い事。やってるこっちが逆に楽しくさせられた様な気分でしたな。しかも、演奏が終るとチップと御土産まで貰ってしまった!おお、有りがたいことです。この戦利品をす氏の元へ持って行くと、なんと『乞食!』と言われてしまった。がーん! ゲリラセッションでおひねり貰って部費にするって言ってたのは誰だ〜(涙)  そして一通り歩いた後は浜辺で寝そべり適当に曲を弾く。ホントに謎だが悪魔君の主題歌やサザエさん、ルパン三世なんかが聞こえたりもした。こうして段々日は傾いて行った。暖かい陽光も雲に遮られはじめると、民宿コムラに戻る。ポツポツと帰っていく人が増え、蝋燭の火が弱くなって行く様にアノ騒がしさはなくなっていった。やがて太陽を夕日と呼ぶくらいの時刻になると、僕も民宿コムラを後にする事にしたのだった。  

*Fiddleと戯れるMINSK KOMURA のコムラ氏*

 本当に色々お世話になり、

ありがとうございました。

 

 そうそう、最後の方にプリン体の話しが出たことを忘れてました。アレ、やっぱり尿酸に関係します。プリン体自体はタンパク質の一種で、その老廃物が尿酸となるとの事。プリン体を多く摂取すると体内中の尿酸値が上がり通 風になる恐れが云々……とまぁ、物凄い内輪ネタで締めくくられる、合宿レポートなのでした(苦笑)

 

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