セッション日記

 

4/30(火)〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:bouzouki金子whistle、永野whistle、マサガキflute三田pianica、ハードmandoline、あさfiddleみどりfiddleとしBodhranぶちょーguitar、くぬ ぎfiddle、etc.

 すんません。記録がなく、日記本文省略。


4/25(木)はたお&としセッション〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by とし 

〜メンバー:はたおfluteとしBodhranユカfluteマサガキflute赤澤bouzouki、etc

 今日のメンバー構成は、先週とほぼ変わらず、洲崎さんがいなかったこと除いて、全 員同じだった。頭から揃っていて、終わりまでほぼ同じ(ちょっと下がり気味だった かもしれないが)テンションでやっていた。フルートが三本、それにブズーキと自分 のバウロンという編成で、調和がとれていたように思う。特にブズーキの赤澤さん が、初っ端からテンションが乗っていたようで、それに引っ張られていたという印 象。ギターやブズーキの影響力は、こういう言い方は不釣合いかもしれないが、凄ま じい。伴奏楽器と言われるが、実際セッションの雰囲気は伴奏楽器によって大分左右 されてしまう。そういえば、今日おしゃべりの中で、バウロンのことについても少し 話が及んだ。バウロンプレーヤーは、原則的に一セッションにつき一人と言われてい て、他のバウロンの人が叩いている時には、セッション参加を見送るという暗黙の ルールがあった。もちろんそうじゃない場合もあったが、ゴールウェイにはバウロン の人が比較的多かったために、勇んでいったが、結局カウンターでセッションを眺め ていたなんてこともよくあった。そういう意味では、ここ京都では大分おおっぴらに やらせてもらえている、という気分がある。特に楽器のバランスが取れた大編成の セッションで、何故かバウロンが自分一人しかいないなんて時は、それだけで密かに 大満足していたりする。こういうのは、他の楽器を弾く人には理解しにくい心境かも しれないけれど。


4/23(火)〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:bouzoukiまるaccordion、タケfiddleはたおfluteとしBodhranぶちょーguitar、あさぼんfiddleマサガキfluteetc.

 久しぶりに、火曜日セッションにはたお登場。タケちゃんマルと譲り合ってチューンの出し合いをしている。最近のはたおはいくぶんスローなリールに凝って居る様子なのだが、実は、伴奏はスローなほど難しいのだ。ぶちょーがテンポアップをあおるが、引っ張られないはたお。このあたりの音のやりとりはなかなか面 白かった。最後のチューン・リレーの頃になると、少し人も減ってしまったけれど、あさぼんが始めたリールをトシのところでジグにすり替わってしまう、それでジグでワシの所まで来たのでワシはスリップ・ジグを出すと、次のはたおがそれをオキャロランの3拍子につなげてしまいよった、のでも充分に笑っていたのに、ラストのぶちょーはこれを強引に自ら歌う「ウイスキーインザジャー」で爆笑の嵐。何ともみなさん芸達者やのう。


4/20(土)〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:bouzoukiながのwhistle、フカエguitar、尾崎guitar、まるaccordion、キバギジャクマサガキfluteタケfiddle三田pianicaとしBodhranCHIA PAU KWee、etc.

 今日は、東京から久々のフカエ君登場。マレーシアから遊びに来たというCHIAちゃんを連れてやってきた。フカエ君も個性的なギターを弾くが、対照的な堅実なギターを弾く尾崎君も久々の参加。このギター2人にはさまれて、真ん中にブズーキのワシが居て、メロを引っ張るのがこれも久々の永野海人とキバダイスケ。キバと来た日にゃ、フィドルじゃなくて、新疆ウイグル自治区のキジャクという楽器を持ってあらわれた。フィドルのように4弦で弓でこする楽器だが、あごに挟むのではなく、胡弓のように持って弾く楽器。銅はほぼ球体で内部に蛇の皮が張ってあるという。4弦だから、フィドルと同じチューニングをしてアイリッシュを弾きだすキバ。音色は荒々しくダイナミックで、音量 はフィドルよりも大きい。なぜか、アイリッシュ・チューンによく合う音なのだ。キバダイスケ恐るべし。全く違うタイプのギターに挟まれてブズーキを弾くのも面 白かったし、いつもと全然違う雰囲気のセッションになった。これだから、セッションやめられないって感じですね。


4/18(木)はたお&としセッション〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by とし 

〜メンバー:はたおfluteとしBodhran結花fluteマサガキflute赤澤fiddlebouzouki、etc.

 今日のセッションは雰囲気が前半と後半で2分割されたセッションだった。前半はハ タオ、マサガキと自分の計3名で、お喋りを交えながら比較的のんびりとやってい た。ところが、10時30分をまわった辺りで、赤澤さんと白神さん、それに洲崎さ んが加わって、賑やかにかつ間を空けないチューン回しになっていった。途中で参加 者が加わることによって、雰囲気ががらりと変わるのは、アイリッシュセッションの 醍醐味の一つだろう。ゴールウェイにいた頃も、同じような展開を何度か目撃し、そ のたびに興奮したものだった。当時は、セッションを切り盛りする立場ではなく、完 全に参加者だったために、微妙なニュアンスの違いが今ひとつ判らずにいたが、今こ のような立場にいると、セッション全体の流れというものが手にとるようにわかって 面白い。そしてまた、参加者一人一人によって、その場にいる別 の参加者に与える心 理的影響も面白い。一人別の人が加わるだけで、全く別 の音楽になるという変化、そ してその機微は外から聴くだけではなかなか掴み難く、それを味わえるのは音楽を やっている者の特権といえるかもしれない。そういえば、ゴールウェイのミュージ シャン達もよく、別のミュージシャンをセッションにこないかと誘っていたものだっ た。自分もよく誘われた。初心者だったために、大変嬉しかったが、ひねくれもので あるため、リップサービスではないかと疑ったりもした。しかし、今考えてみると、 純粋に気の合った人が来てくれるのはそれだけでかなり嬉しいものであって、また セッション自体の雰囲気にかなり影響がでるものだ。一人一人がセッションを作る、 というのはまあ、セッションに関してでなくてもよく言われそうなことだが、実際そ の作られる瞬間のダイナミズムを体験し、言葉の意味を理解するのは難しいし得がた いものだ。こうして、セッションを主催する側にまわしてもらった理由の一つは、こ の感覚を個人的に楽しみたいため、だったりもする。


4/16(火)〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:bouzoukiみどりfiddleくぬ ぎfiddleまるaccordion、タケfiddleぶちょーguitar、としBodhranマサガキfluteetc.

 あ、金子さん、今日はセッションせずに帰っちゃうの?というわけで、ホイッスル教室の後にもかかわらず、金子さんは大人の節度で帰宅してしまったのだった。最近アイリッシュ・チューンを忘れちゃって・・というマルもなんのなんのけっこうノリのいいリールを続けてくるし、みどり姉さんは相変わらずの高速リールでぶっとばす。途中からやってきたトシとぶちょーもええ感じ。ワシの新しいブズーキも少しづつ鳴り方が変化してきたようで、弾いていて聞こえるよりずっと遠鳴りしているようだ。と、いうことは、間違ってごまかす時、自分はごまかせても、お客さんにはバレバレってこと? まあずい!


4/13(土)〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:bouzoukiかねこwhistle、まるaccordion、あさぼんfiddleマサガキfluteタケfiddleぶちょーguitar、原千晴fiddleetc.

 ぶちょーと金子さんがセッションで同席するのが久しぶり。ダレ気味の金子さんをぶちょーがあおる。ぶちょーのフィドルの元の持ち主という原さんが北海道から参加。アイリッシュは初めてということだが果 敢に挑戦してくれる。さて、元のご主人様の前でぶちょーよ、フィドルを披露せねば!おお!久々に出たぶちょーの痙攣奏法!腱鞘炎でも頑張るノコギリ・トリプレッツ。金子さんは「そろそろ帰ります」と言って、蛍の光を吹き始めたが、続いてリールを4つも並べて来た。本日初めての、こんなに続いた!っていうパターン。ええ感じやったのに金子さん「ダメですね。こんなのはもうやめましょう」と、ボソッと謎めいた台詞を残してお帰りになった。んんんん?とりあえず、このノリのままチューン・リレーでしめようぜ!て感じでラストになだれ込む。リレーではぶちょーが突然ウイスキー・イン・ザ・ジャーを歌い出した。いやはや、このところのぶちょーは見事に復活やね。


4/11(木)はたお&としセッション〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by とし 

〜メンバー:はたおfluteとしBodhran結花fluteヨシコfluteやえもんfluteあやconcertina三上くり一郎君 fiddle、etc.

 今日は終始ゆったりしたムードだった。弾くチューンも、ホーンパイプやスローワル ツ、あるいはスローリールといったものが多かった。参加者の作り出す雰囲気に後押 されたというのもあったが、実は事前にハタオと打ち合わせをしていて、ゆとりのあ るチューンをもっとやっていこうと決めていたのだ。性格上、速かったり、軽快だっ たりするダンスチューンの方が得意なので、自然と偏りがちになってしまうが、それ だけでは何か足りないだろう。それに、速いものをパッと弾くより、遅いものをしっ とりと弾く方が難しい気がする。それは、技術より感情の見せ方を要するからだと思 われる。あるいはテンポの遅いものほど、誤魔化しが利かないと言い換えてもいいか もしれない。そういう意味で、ホーンパイプほど難しいチューンはないと感じてい る。皮肉にもホーンパイプは、テンポが遅いからといって最初に習って始めたチュー ンだったのだけど。最初に始めたといえば、そういえば、今日はヤエモンがフィール ドデビューした日でもあった。おめでとう。これからも一緒にやっていきましょう。 アレを励みに。


4/9(火)セッション練習会〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

インストラクター:くぬぎfiddle

〜メンバー:濱田美子fiddle岩井里美fiddle清水基fiddleオクダfluteマサガキfluteこうfiddleみどりfiddleとしBodhranタケfiddleまるaccordion、マンテguitar、ぶちょーguitar、ハードmandoline、bouzouki、etc.

 練習会は、奇妙にインストラクター慣れしてきたクヌギせんせが非常にキレイにまとめあげた、という感じ。ちょっと、時間が足りなかった様子もあったが、参加者もけっこう居たのでいい感じでした。

 セッションになだれ込んでからも、いい感じでダラけてて、練習会とのコントラストがおもしろい。久々にマンテがギターで参戦。ぶちょーがマンテのギターを触るなり弦が切れたり。いろいろバタバタしながらも、みどり姉さんはあいかわらずの高速リールをぶりかまして、さっと去っていくし、クヌギはだんだん酔っぱらってくるし、こういうダラけた感じもセッションらしいといえばらしいんとちゃうかな。


4/6(土)〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:bouzoukiハードmandoline、としBodhran、etc.

 ぬわんと!セッション時間になってもだあれも来ないぞ!けっこうふつうに雨だし、こんな日もあるか。ワシも持病が悪化して少々体調がすぐれないので、セッションの無い土曜日も、あ、アリか。と思っていると、ツナギと合羽で完全武装したトシやんがバイクでやってきた。いやにニコニコしているなあ。でも、バウロンとブズーキで何しよっか?しゃあない。仕事中のスタッフ、ハード君に業務命令。即マンドリンを持ってセッション席へ集合。ということで、セッションやろう、ということになったが、ハードさんは現在アイリッシュ・チューン練習中の人なので、なかなか、お互い知っているチューンが無くて、けっこう、いかんともしがたい。トシやんもホイッスルで吹けるチューンは1曲しかないし。結局、ワシが弾けるチューンに偏ってしまう。が、およそ合奏にはほど遠い内容であった。セッションを聴きに来てくださったお客様もいらっしゃったようだが、本当に申し訳ありません。いやあ、冷や汗かきました。


 

4/3(木)はたお&としセッション〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by とし 

〜メンバー:はたおfluteとしBodhranくりたろうfiddlebouzouki(1曲)、etc.

 今日から毎週木曜の定期セッションになった。大盛り上がりだった。ハタオとやれど うしようかこうしようかと話し合っていざフィールドへ向かったが、お客さんは一人 もいなくて、参加ミュージシャンも0だった。スタッフ以外ほんとに誰もいなかった ので、どうしようかと思った。それでも、ハタオはやる気満々。こっちはテンション が下がっていて、帰り支度を考えていたが、せっかくだからと練習のようなのりで始 めた。ハタオはスタッフに聞かせる勢いで一生懸命吹いていたが、彼らは如何にコー ヒーを上手く淹れるかという論議に余念がないようで、さっぱり聴いていなかった。 洲崎さんがふらりと一曲だけ加わったが、そうそうと止めてしまい、南さんとデート に出かけてしまった。そのうち、くりちゃんがやってきたがフィールドの置きフィド ルの調整に手間取っていた。それでもハタオは吹きつづけていた。天晴れ。


4/2(火)〜セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー:bouzouki永野whistle、マサガキflute宇根accordion、ハードmandoline、あさぼんfiddleみどりfiddleタケfiddleとしBodhranまるaccordion、ぶちょーguitar、くぬ ぎfiddle、etc.

 ワシは新しいブズーキにちょっと太めの弦を張り直してセッションに挑んだのだ。最初はマルのアコーディオンでメロディーを引っ張ってもらう。アコーディオンは音のデカイ楽器だが、太弦ブズーキは全然問題なく音が前に出た。そして、次第にメロディー陣が増えてきた。うううう。これだけのメロ隊に囲まれるとだんだんワシのブズーキの音が埋もれてくるぞ。弦が少し太いだけで、右手も疲れてくるぞ。ぶちょーのギターも今日は少し抑えめなのに、「弦音同士」としてこちらのブズーキのバランスを取るのが割と難しい。ただ、こうやって、セッションにおいて、自分の弾く楽器の聞こえ方が変わるというのはこれはこれでなかなか新鮮な感覚。もしかしたら、全く新しい奏法が発見できるかもしれん。以前の楽器に比べて音色ははるかに美しいのだ。以前の楽器では嫌いな音の出る場所は自然に弾かなくなって行ったわけだから、新しい可能性はずっと開けそう。ただ、弦の張り方が悪かったのか?チューニングがすごく狂うし、もう一度弦の太さを熟考して張り直してみよう。なんか、今回は自分の楽器のことばかりになってしまいました。皆さんごめんなさい。


 

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