セッション日記

 

 

7/31(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: ぶちょーguitar、bouzouki、クヌギfiddle、バカンベwhistle、あさfiddle、タケfiddle、イリエfiddle、マサガキflute、イッサクfiddle、こうfiddle、etc.

 今日は例によってクヌギフィドル教室後のセッションだ。自動的にフィドル率がとても高くなる。そのうえ今日はクヌギの微妙なクセまで完コピしているイッサクが居るので、始まるともう止まらないかのチューンがどんどん続いていく。セッションの始まる少し前にfieldで展示販売しているブズーキを購入いただいた、ぶちょーのお友達のカリーマさんもセッションをご覧になっているので、ワシもこりゃいいかげんにブズーキ弾くわけにゃいかんとプレッシャー大。たぶんドニゴールで仕入れてきたのだろう、ぶちょーのギターのリズムの頭に入る細かいカッティングも随分スムーズになってきたし、また、それでリズム全体があおられる。なんせメロディー陣のほとんどがフィドルなのだから全体的なサウンドのまとまりも非常におもしろかった。


7/24(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: ぶちょーguitar、bouzouki、クヌギfiddle、タローflute、金子whistle、カンベwhistle、あさべんfiddle、マルaccordion、ゆかflute、マサガキflute、タケfiddle、キバfiddle、ジェイfiddle、キョウコwhistle、ジョンfiddle、海人whistle、etc.

 今日はセッションの始まる少し前にジェイが東京から凄腕フィドラーのジョンさんを連れてやってきた。ワシはちょうどセッションの始まる時間にしばし席をはずしていたが、戻るともう既にガンガン演奏が始まっていた。ジョンとジェイのフィドルが先導してクヌギ、金子、マル達が負けじと続く。意外と始めおとなしかったドニゴールから帰って来たばかりのぶちょー。きっとドニゴールのセッションで仕入れて来たのだろう摩訶不思議な細かいギターカッティングをやりだしたかと思うと、どんどんギターの音量 が上がる。おいおい、ジョンさん達向こうの席に移って飲み始めたやん。きっとぶちょーのギターがやかましかったに違いないぞ。ジョンさんご免なさい。でも、ぶちょーにしてみれば今回行ったドニゴールはフェスティバルか何かがあって昨年の雰囲気とは随分勝手が違っていたらしく、色々セッションには参加してきたようなのだが、もひとつ完全燃焼出来ずに帰還したらしいのだ。だから、帰国後初の今日のfieldセッションでは、彼はほぼ涙を浮かべながら思いっきり演奏していたのだった。彼を興奮させた理由は実はもうひとつあった。それはかつての朋友キバが久しぶりにセッションに参加していたこと。よし!キバ!駆けつけ3セットや!なんて調子でどんどんチューンが回っていく。金子さんのギャグかマジか判然としない突然のエアなんかをはさんで、あっという間に時間が過ぎてしまった。そして、最後はいつものチューン・リレー。マルのグラベルウオークでドーン!と終了。そして、まだ時差ボケの残るぶちょーは涙を流しながら帰って行くのであった。


7/17(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: bouzouki、クヌギfiddle、タローflute、いっさくfiddle、バカンベwhistle、あさ吉fiddle、こうfiddle、のんfiddle、しんごbanjo、ゆかflute、タケfiddle、マサガキflute、海人whistle、マルaccordion、イリエfiddle、etc.

 今日は久々のセッション前のクヌギfiddle教室が教室ごとセッションになだれ込んで来るシリーズ。最近少人数のセッションが多かったから、奥から右側にずっらっとfiddle、左側にはずらっとフルート陣が並んだ図は壮観だった。こうなるとなぜか皆遠慮するのか、いつものようにがんがんチューンが続かない。あ、ぶちょー不在というのも大きいかな?それとも、クヌギ教室の後だから、皆さん彼のプレイを待っているのかもしれん。まあとにかくまずはクヌギに頑張ってもらおう。続いてマルが引っ張る。途中、トンっと雑談タイムに突入し中休みっぽくなってしまった。そして、久々に出たクヌギとマルのドロシーマギーのスピード競争!!これはもはや音楽ではない。シンゴのバンジョーをはさんで、今度はピンチオブスナッフの繰り返しサバイバル競争!!順々に脱落していくのが何とも体育会系やなあ。そう、fieldセッションは時々スポーツの側面 を見せる。直後はみんなしばらく右腕が使い物にならん。あ、あさぼんとカンベもう帰るの?明日試験だから?といいつつクヌギのセクハラの魔手からからくも逃れたのであった。そして、最後は鬼のチューン数珠つなぎ2回まわし。なんかいつもよりハードなラストチューンだったわよ。


7/14(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: bouzouki、クヌギfiddle、亜紗fiddle、マサガキflute、海人whistle、リウharp、etc.

 今日は、fieldのある京都の四条烏丸界隈は祇園祭の前夜祭ともいえる宵山の2日前の土曜日だということで、全国から観光客が押し掛けて大々的に賑わっているのだ。それで、field店内もお客さんでごったがえすだろうから、通 常なら午後8時から始めるセッションを今夜は午後11時からに変更した。今夜ばかりはワシもさぼってられないのだ。10時半過ぎ、ごちゃごちゃになったレジ伝票を整理していると、赤澤さん、長谷川さん、長浦さんのBirdのお三方がご来店。てっきり、11時からのセッションをご存じでおいでになったと思いきや、皆さん楽器をお持じゃないけど、「祇園祭に来たんです」というウソ臭い赤澤さんのニヤニヤ顔がこれまた怪しいのだ。そのうち時刻は11時近くになり、クヌギ、リウさん、マサガキ、海人がやってきた。さっきまで、fieldのカウンターでお手伝いしてくれていたアサボンもセッションに合流。クヌギのフィドルをリードに何セットか続けては一休み。リウさんのハープとアサボンフィドルの癒し系エアのコーナーなんかもはさみながら、少人数だと雑談時間もダラダラ続く。ちなみに、ぶちょーは現在ドニゴールへ出かけていて留守。よし!ぶちょーのいぬ 間に皆アサボンにセクハラするのだ! セクハラされたくなければ何か曲を始めなさいアサボン! すんません、こんな雰囲気でした。なんやかんやワイワイ言うてるうちに、もう2時間が経とうとしていて、クヌギがチューンをいつものグラベルウオークにつないで一件落着。いつものようなメリハリは無かったけれど、そのままこの場は猥談と怪談に突入していくのでありました。


7/10(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: ぶちょーguitar,fiddle、bouzouki、金子胆石完治、マサガキflute、あさぼむfiddle、かんべりんwhistle、しんごbanjo、ゆかflute、タケfiddle、海人whistle、マルaccordion、もりりんflute、ジェイfiddle、ナイジェルpercussion、城田guitar、アンドリューaccordhion、ジェリーfiddle、etc.

今日のセッションはどえらいノリになった。宵々山コンサートの為に来日している、城田じゅんじ、アンドリュー・マクナマラ、ジェリー・オコナーの御三方を連れてジェイとナイジェルがやってきた。9時過ぎに通 常通りfieldセッションがスタートしたのだが、その時点ですでにジェリーさんがfieldのおんぼろフィドル片手にセッションの輪に加わっていた。ゆったりかつキレのあるリールが凄かった。ぶちょーのハードなカッティングが妙にうまくからんでいる。しばらくしてジェイがみんなの楽器を持って来た。するとセッションの中心は彼らに移って、とんでもなくもの凄い演奏が始まった!!金子さんやもりりんも演奏を忘れて呆然と聴き入っている。ワシもブズーキで参加しようとトライしたが、とてもとても。その圧倒的ノリにはねかえされてしまった。彼らの演奏がひと落ち着きした頃になって、俄然対抗意識にメラメラと火をつけた我らがぶちょー!。出た!フィドルとギターの二刀流!フィドルでチューンを先導しておいて皆のリズムがそろってきた所を見計らって間髪を入れずギターに持ち替えてあおるあおる。若いマルも張り切る。自然と全員参加の大セッションになっていく。城田さん達は今日関空に着いたばかりで実はかなりお疲れのご様子だった事もあり、この大セッションはそう長くは続かなかったけれど、一度燃え上がったぶちょーの炎がすぐに沈静するわけがない。おきまりのグラベルウオークでギターの弦が切れるまで、文字通 り刀折れ矢尽きるまで戦い抜くぶちょーなのであった。


7/7(土)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: ぶちょーguitar,fiddle、bouzouki、金子whistle、クヌギfiddle、いっさくfiddle、あやのHANA、ジョナサンfiddle、マサガキflute、海人whistle、上田guitar、あさぼむfiddle、かんべりんwhistle、イリエfiddle、etc.

 今日のセッションはとっても独特の空気だった。まず、クヌギが1年前まで沖縄のパブで一緒にプレイしていたフィドラーのジョナサンがはるばる沖縄から参加してくれたこと。それと、かつてのセッションの常連あやのさんが久々に参加してくれたこと(担当楽器はコンサーティーナーじゃなくて、娘のHANAちゃんだった。こら、赤ちゃんを楽器がわりに使うな!)そこにイッサクも加わっているわけで、さながらセッションはジョナサンを囲んでクヌギファミリーのプライベートセッションの様相で幕を開けた。少し遅れてぶちょー乱入。実は今日の昼間はぶちょー、クヌギ、イッサクとワシで京都造形大学のイベントで演奏してきたばかりなのだ。そのノリが全員まだ身体に残ったままこのセッションにやってきたというのも状況を加速した。まずは、クヌギとジョナサンに沖縄時代にやっていたチューンを披露してもらう。ジョナサンのフィドルは野太いええ感じの音。ズシッと来る手応えのあるフィドル。ホンマにワシ気に入りました。ブズーキにも力が入るで。横をみるとぶちょーのギターはもっと力入ってたで。昼間の造形大のステージに続いてまたまた弦を切っている有様。途中、いやし系あさぼむのエアタイムが入ったり。ジョナサンのイングリッシュ・コンサーティーナが入ったり。HANAちゃんのおたけびが入ったり。ちょっと中休みっぽい時間を経て、セッションは後半戦に突入する。ジョナサンのリードで始まったチューンも彼がクヌギに助けを求め、いつもはラストかラストから2番目に飛び出すグラベルウオークが始まってしまう。ワシは、え?もう11時か?と勘違いしてしまった。ぶちょーはこれに逆襲し、昼間に造形大のステージで大いにはじけたピンチオブスナッフを唐突にギターで始めた。このチューンはfieldでは3回転調するパターンが定番なので繰り返せば繰り返すほど加速するようにできている。ぶちょーの逆襲にクヌギはいつもより2〜3回多めに繰り返して、確実にギタリストの右手首にダメージを与えて返り討ちにした。そして、ラストはいつものチューンまわし。このジョナサンで初めてクヌギで終わった恒例チューン・リレーは今夜もフェアウェルトウエイリンで終焉を迎えるのであった。


7/3(火)セッション〜主な参加者(敬称略)〜by す 

〜メンバー: ぶちょーguitar,fiddle、bouzouki、クヌギfiddle、イッサクfiddle、しんごbanjo、ゆかflute、タケfiddle、マサガキflute、海人whistle、マルaccordion、etc.

 久しぶりのマルに音だしっぺを命ずる。この頃、クレッツマーやミュゼットを盛んにやっているというマルだが、彼のアイリッシュも少し変わった。キレが良くなっている。今日のクヌギは凄いというか変というか、一度チューンを始めると延々続いて終わらない。少人数だからこそ出来ると言えば出来る事だけど、逆に少人数なのに何でや!?というほどハードな演奏が続いた。今日は終始この調子でクヌギがセッションをリードしたが、途中しんごのバンジョー・コーナーもあった。マルにはクレッツマーを1曲弾いてもらったし、イッサクは元々の彼の畑のブルーグラスをやりかけてすべった。ラストのチューンまわし、タケちゃんから始まったのだが、タケちゃん何でそんなに早く弾けるの?というぐらい早いテンポだ。そこからワシ、ぶちょーとリレーして、最後のクヌギからマルにバトンタッチするころにはとんでもない高速リールになっていた。どこか新鮮な7月最初のセッションだった。


 

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